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日本人の宗教観について
2022/09/12
2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相の襲撃事件を発端にして、政治家と旧統一教会との関係が浮き彫りとなり、連日メディアなどで宗教問題が取り上げられています。難しいことはわかりませんが、この様子をシンプルに見ると、政治家の人たちは、今までずっとお世話になっていた信者の人たちに対して、自分の立場が悪くなるとわかった途端に、手のひらを返し、悪ものにして縁を切るという、恩を仇で返すという行動を取っているという姿に見えます。しかも、国として、宗教に対する価値韓、守るべき宗教の立ち位置を示すこともせず、自分たちの地位を守るためだけに、皆が一斉に方向転換するという政治家の姿が露わになりました。宗教を悪いものと捉えてしまいかねない政治家たちの言動は、世界最古から続く天皇制を誇る日本国、天皇を現人神として崇拝する宗教観を守り続ける日本国民に対しての冒涜ではないでしょうか。
そこで、人間と宗教について私の考えるところをお伝えします。拙著「本当の幸せと神さま」のなかで、宗教について述べているところを抜粋します。
続きは、ブログ『本当の幸せと神さま』の記事「日本人の宗教観について」をご覧ください。  
                                          
          
日本人の宗教観について
日本人の宗教観について
宇宙の法則~十種神宝(とくさのかんだから)を探す旅~
2022/09/07
宇宙の法則は、愛エネルギーの法則でもあります。愛とは?宇宙とは?といった謎を解き明かすことで、生きる意味、本当の幸せとは何かが見えてきます。人間が歩むべき幸せへと続く道がはっきりとわかると、明るい夢を思い描き、希望をもって、意欲的に、自分の人生を歩み進んでいくことができます。

壮大なスケールで展開する宇宙と個人の内なる宇宙はつながっています。宇宙が神さまの愛エネルギーで満たされているのと同じ原理で、自分の心の内なる宇宙を愛エネルギーで満たすこと、これが宇宙の法則にしたがって生きる人間が本当の幸せを手に入れる道でもあります。そして、正しい道を歩きながら人生の旅を続けていくと、私たちは神さまが用意している宝物を手に入れることができます。神さまがいる目に見えない世界にある神宝は、目に見えるものではありませんが、この世に生まれた魂が、地球上での人生を終えたあと、あの世に持ち帰ることができるものは、この世で得たお金でも宝石でもなく、目に見えない神宝を身につけた魂のみになるのです。

日本神話では、人類の祖である饒速日命(にぎはやひのみこと)が天孫降臨するときに、与えられたとされる十種神宝(とくさのかんだから)というものがあります。その内容については詳しい記述が残っておらず、いろいろと解釈されていますが、謎の秘宝になります。しかし神話のなかの神宝は、今なおあり続けているのです。なぜなら、自然のエネルギーが神さまの存在そのものであるとすると、自然がある限り、自然のなかで生きている限り、日本神話は続いており、人間もまた神話のなかで生きていることになります。

過去の人類同様、疫病(コロナ)、戦(戦争)、天災(自然災害)に見舞われている現在の人類にとって必要なものは、過去の歴史を学ぶことで見えてきます。先人たちは、世が乱れているとき、神に祈り仏に救いを求めてきました。しかし現実は、旧統一教会の問題が取り上げれ、日本人の宗教観についての見直しが求められるという状況になっています。このようなときにこそ、新たな価値観が突破口となるのです。そのヒントとなるのが、宇宙の法則、令和時代の日本神道や十種神宝の力ではないかと考えます。詳しくはブログ記事「令和の十種神宝」にのせていますのでご覧ください。  最後に、このようなことを日々考えている私が、半世紀あまり生きてきたなかで会得した「幸せになるための10か条」を皆さんとシェアしたいと思います。


幸せになるための十か条

一、 自分を愛し、他を愛すること
二、 自分に正直でいること、心の声にしたがうこと
三、 心と体が喜ぶことをすること
四、 苦難を受け入れた先に喜びがあることを知ること
五、 目に見えないもの耳で聞こえないものを心で感じること
六、 自然や神と共存すること
七、 魂を磨くこと
八、 自分の好きなことを育て、世のため人のために生かすこと
九、 想像力と創造力を鍛えること
十、 愛のエネルギーを宇宙に生み出すこと



宇宙の法則~十種神宝(とくさのかんだから)を探す旅~
宇宙の法則~十種神宝(とくさのかんだから)を探す旅~
新型コロナウィルスについての考察
2022/09/03
自身のライブドアブログ「本当の幸せと神さま」で、2022年1月に投稿した記事を、今、皆さんにお伝えしたいと思います。過去記事のため、そのときから状況の変化は見られますが、基本的な考え方は同じですので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

2020年に入り、新型コロナウィルスが現われ、変異しながら世界中で猛威を振るい、2年経てもなお、人類を脅かし続けている。この未知のウィルスに対して、さまざまな見解が飛び交うなか、真実が見えてこない不透明な日々を、不安と恐怖を抱きながら、コロナと向き合ってきた。その間、新型コロナは人為的に作られた生物兵器として中国の武漢研究所から流出されたという説、また、新型コロナワクチンの弊害として、本来持っている免疫機能が壊される、思考力が低下する、不妊の可能性があるなどの真偽不明な情報が流れ、こうした人類操作を企む人たちがいるという陰謀論がSNS上で流れ、ワクチン拒否派とワクチン賛成派の対立が自分たちの身近な所でも起こった。そのようななか、重症化リスクのある新型コロナウィルスの感染拡大の流れに押され、ワクチンの副反応の危険性を知りつつも、多くの人々がワクチンを接種した。日本は、ワクチンのおかげで、他国より感染者数を抑えることができたと解釈して落ち着いていたところに、新たな変異種であるオミクロン株の急激な感染拡大に翻弄さているのが現状である。これらが、私がみたコロナウィルスに関する大まかな流れになる。

目に見えない未知のウィルスに対する恐怖は、無知からくるものである。真偽不明であっても、自分の中で腑に落ちる情報を得ることができると、不透明だったものが少しでも明らかになることで、安心感、心の平安を得られる。すると、心のなかをプラスのエネルギーで満たすことができ、そのことが自己免疫力を強くする要因ともなり得る。皆が少しでも安心することで、個々がプラスのエネルギーを放出し、それが集まり集団免疫エネルギーを生み出し、自分たちの空間を守ることにつながることになる。

新型コロナウィルスとワクチンによって命を落とした人、後遺症に悩まされてる人、医療崩壊、経済損失によって苦しんでいる人たち…すべての人たちの命と苦しみと労力が無駄にならないように、この出来事をプラスに変えることができますようにという思いから、私が考える仮説に基づいた新型コロナウィルスについての考察を試みることにした。

陰謀論かどうかはさて置き、今の世界状況を見てみると、人類は、あいも変わらず、自国のための自己中心的な正義を掲げ、対立国との戦争を続けている国が数多くある。その背景に軍事産業が盛んになり景気がよくなるといった理由があったりするらしい。実際に、経済至上主義の考えで、お金がすべてであり、自国の利益、自己の利益のみを追求する人たちがトップに君臨し、国を世界を動かしている世の中といえる。そして得た利益は国民みなに行きわたるのではなく、一部の人間だけが独占し所有している。自己と自国のみが富めるためなら、人の命を奪うことも、他国が貧困な状態であることも、他国に制裁を加えることも、すべて正義であると、疑うことなく考えている人たちが、世界を牛耳っているのである。そうした人間が、人道的な行いをするとは到底思えない。そのことを常に念頭に置いておく必要がある。

武漢流出説では、中国が単独で行ったのではなく、そのバックに米英国の協力があったとされているが、こうもりを使って実験していたものが、故意なのか間違ってなのかわからないが流出したとされている。どちらにしろ、このように人類に多大な害を与えるウィルスを作っていたという事実だけで、悪行と言えるのではないだろうか。

そして、今回のパンデミックを生物兵器を使った戦争であると見なす人もいる。しかけたものであろうとなかろうと、世界中が恐怖と不安に包まれ、2022年1月の時点で500万人以上の人がなくなり、経済不況、医療崩壊を招き、当たり前のようにあった平穏な日々、自由で楽しい暮らしが奪われた。この状況は戦争下における人々の生活と等しいといってもよい。そのようななか、独占状態で認可された、ファイザー、モデルナ製のコロナワクチンのみが十分な安全性が保証されないまま、世界中の人々に接種された。しかし、実際は高い割合で国民が接種を終えた国において、再び感染拡大が起きたという事実があり、ワクチンによる副反応のリスクを考えると、その効果は評価されるものでも期待できるものでもない。

私たちは、次々と事態が変化するごとに、メディアから流れる情報に気を取られ、目にしなくなった情報は忘れてしまう。しかし、この2年間のコロナの流れを振り返ってみると、何ひとつ真実は追求されず、明かされず、不透明なままで、仮にこの状況を作り出した人間がいたとしても、責任を問われることも罰を受けることもなく、私たちはただ目の前にあるコロナウィルスの対応に追われている。安全性が保証されていないものを無責任に人類に供給し、お金儲けをしている人たちが作ったもので、本当に人類を救うことができるのだろうか?

そこで、現実世界のみで捉えることの限界を感じるため、さらに視野を広げ次元を超えた宇宙のなかで、新型コロナウィルスを捉え直すことで見えてきたことを伝えたいと思う。

自己の利益のみを追求し生きている悪意ある一部の人たちが牛耳っている世界は、低い波動エネルギーが渦巻く3次元世界である。その世界は、支配と服従、分離と対立といった関係性がみられ、排他的、差別的、暴力的価値観によって作られた世界であり、不安と恐怖に支配された世界といえる。新型コロナウィルスがこのような世界から生み出されたものであるなら、このような世界に自らの意識をフォーカスしないことで、別の意識次元世界に存在することになり、その結果コロナウィルスの影響を受けずに済むことが可能となる。

ブログの過去記事で、宇宙は意識の絶対領域であり、宇宙に存在するすべてのものは、意識と粒子とエネルギーとからなるとした。そうすると新型コロナウィルスも私たち同様、意識があるエネルギー生命体といえる。したがって、同質のエネルギーをもっていると、共鳴共振し合い、体内に取り込まれたあと、それぞれのもつ攻撃性や狂暴性が反発し合い体内で負のエネルギーが増幅する、不安や怖れの意識がもつ負のエネルギーと融合するといったエネルギーの変容が起こり、結果、重症化が進むと考えることができる。一方、意識の次元レベルが4次元以上の人の場合、その意識が存在するエネルギー場が違うので、共鳴共振し合わないため、コロナウィルスを引き寄せる可能性が低くなる。あるいは、体内に取り込まれたとしても、コロナのもつ負のエネルギーと意識次元の高い人がもつ正のエネルギーが融合し、負のエネルギーが正のエネルギーへと変換されるという化学反応が起き、コロナウィルスの活動を抑制するとも考えられる。この状態を医学的にみると、免疫システムが機能している状態にあたる。

そう考えると、利己的であり、戦争、支配と服従、人種差別があることが当たり前になっている国と、戦争放棄、平和主義、他への思いやりや敬愛の精神をもつ国とを比較すると、その国民が放つ集団波動エネルギーの質に違いがあることは明らかである。そのことが、新型コロナウィルスの感染拡大の違いを生んでいるといえる。つまり日本は国民の精神性の高さにより、デルタ株といった重症化をもたらす悪性のコロナウィルスと同調することなく、感染拡大を抑え込むことに成功したといえるのではないだろうか。

意識の点がもつ想念波動エネルギーは、私たちが思っている以上に影響力が強いといえる。地球を含む宇宙空間は、想念波動エネルギーで満たされているため、想い念じる力によって、エネルギー場に変化を起こすことが可能となる。目に見える物質世界でのみ通用する法則で捉えるのではなく、人智を超えた宇宙原理に基づいて考えることが必要になってくる。お金儲けのために作られた安全性が保証されていないワクチンという異物を体内に入れることで、コロナウィルスを封じ込めることができると考えることがいかに浅はかであるか。善意のない人間の手で作り出されたもので、人智を超えた仕組みで精妙に作られた人体を操作することは不可能である。できることは害を与えることのみである。

人間は、もっと自分の肉体に自然と備わっている力を信じること、本来与えられている自然治癒力や免疫力を信頼し、その力をフルに活用することに重きをおく必要がある。無知からくる恐怖、支配され虐げられる恐怖、生命の危機を身近に感じる恐怖、そうした怖れは、すべて自身のもつ免疫力や自然治癒力の低下を招くことになる。今、地球上で生かされている全人類は、愛と平和に生きること、他を思いやり大切に思われ、自由と安心を与えられ、笑顔で幸福感に満たされながら生きることが本来は許されているはずである。そうした次元の高い世界には、低い意識次元の世界で生まれた新型コロナウィルスは存在できないのである。

そしてようやく、従来のデルタ株とは違った多くの突然変異をもつオミクロン株の出現により、世界中で猛威を振るい人類を脅かし続けてきた新型コロナウィルスとの闘いにもようやく終わりが見えてきた。私はオミクロン株の出現の背景を次のように考える。

現在、地球は次元上昇に向かって進化中である。人類がより高い精神性をもつ地球人になり、地球とともに高い波動エネルギーを放つ新生地球に生まれ変わる真っ只中なのである。これは、天の川銀河宇宙のなかでのビッグイベントであり、多くの宇宙人たちが地球の様子を見守っている。この新型コロナウィルスによるパンデミックは、国同士の戦争ではなく、闇の世界と光の世界との戦いでもあった。闇の世界で作られた新型コロナウィルスと比べて、より強い力をもつコロナウィルスが、光の世界で作られたオミクロン株になる。愛エネルギーからなる光の世界で作られたウィルスは、マイナスエネルギーをプラスエネルギーへと変換させる力をもっている。コロナの終息を心から願う人たちの真の祈りがそうした力になったとも考えられるが、このオミクロン株の出現に、地球を守護し続けているアルクトゥルス人やハトホル人たちの協力があったのかもしれない。

オミクロン株は感染力が強いことで怖れられているが、その症状は風邪の症状と似ている。ただし、基礎疾患がある人にとっては、リスクがあると言われているが、それらは従来のコロナウィルスでも同様、ましてやコロナワクチン接種のときですら言われていたことである。そして実際には、オミクロン株感染者数の急激な増加のなかでの、重症患者や死亡者の数は、従来のコロナ感染者やワクチン接種後の死亡者の数と比べても、明らかに少ないことがわかる。つまり人に優しいコロナウィルスといえる。人間は風邪をひくと、発熱、鼻水、咳といった症状をともないながらも、体内においては、新たな抗体を作る。今回のオミクロン株は新種のものであるため、人類はこのウィルスに対する抗体をもっていない。したがって、今大勢の人たちが感染し、各々が体内で新たな抗体を作っている期間と考えると、副反応のリスクの高い、闇の人間が作ったワクチンを打つよりも、副反応が、無症状か風邪の症状と同様である、天然もののオミクロン株にかかることにより、自然な形で抗体を作ることを選択する方が賢明ではないだろうか。風邪の症状であるなら、自宅で十分な睡眠と水分を摂り、解熱剤などの薬を服用し、安静にしていれば、自然に治ると誰もがわかっている。感染しても、免疫力を下げる要因となる不安や怖れを抱く必要はないのである。過去記事で紹介した「光の薬」を活用することもお勧めする。

これらのことから、感染することを必要以上に恐れなくてもいいと思う。基本的な感染予防対策は続けながら、神業といえる精妙な肉体と機能と力を与えられていることに感謝し、光の世界から与えられたオミクロン株に対応しながらコロナ禍を生きることで、その先に光の世界が見えてくるのではないだろうか。

この考えについて、当然、賛否両論があると思う。ただ、私にとっての正しい答えは、いつでも、心が明るく軽くなる方なのである。今までも、どちらか迷ったときは、明るく光って見える道を選んできた。そしてそれは大抵間違いではなかったといえる。したがって、皆さんも同様、自身の心が明るく感じる道を選択することが、あなたにとって必要かつ正しい答えであると思う。        
                                        
                                        
             
新型コロナウィルスについての考察
新型コロナウィルスについての考察
想像力とスピリチュアルの世界
2022/06/18
パワーストーン、パワースポット、オーラ、チャクラなど、いずれも目に見えないエネルギーの領域になります。目に見えないものの存在を信じることが大前提としてありますが、信じることができると、あなたという存在は、時空を超え、過去にも未来にも、地球の内部にも宇宙の果てにも行くことができます。もちろん肉体ではなく、あなたの意識が、宇宙(知性と物質とエネルギーの総体)のなかで、自由に移動することが可能となるのです。なぜなら、人間も宇宙と同様、意識と肉体とエネルギー場の複合体であるからです。

人間の目のレンズを通して見る世界は、宇宙のほんの一部分を捉えているにすぎません。それは、暗闇のなかを懐中電灯で照らして見えるものだけを信じて生きているのと同じです。人間の肉体では見えない光、聞こえない音が存在しているのです。五感に頼らず、イメージ力、想像力を使うことで、肉体の器官では認知できないものを感じ取ることができるのです。すでにイメージすること想像することは、自然と頭のなかで行っていますね。明日の予定を立てるとき、昨日の出来事を振り返るとき、その場面をイメージしますが、その瞬間に意識だけが、未来や過去に存在しているということです。

この意識がもつイメージ力を想いに向けることで、自分の想い、相手の想いを敏感に感じ取ることができるようになります。他への思いやりとは、想いを向けること、つまり想いをイメージすることになるのです。意識がもつ想像力は無限に広がっていきます。したがって、想像力を働かせることで、犬や猫、木や花、石ころや山、妖精や天使、日本神道の神さまや宇宙人などの想いを感じ取ることも可能となるのです。これが、今、真実として受け入れられつつある、スピリチャルの世界なのです。
想像力とスピリチュアルの世界
想像力とスピリチュアルの世界
阿波国の女神
2022/05/27
今、私のなかでは、阿波国(徳島)がパワースポットとしてとても熱いです。阿波国の女神である大宜都比売命(オオゲツヒメ)と、伊予国の女神である愛比売命の関係性が明らかになりつつあります。
2022年5月26日、阿波国の元一宮である上一宮大粟神社を参拝しました。大宜都比売命の降臨地と伝えられる神山にあります。ここで感じられるご神気は、ひとことで言えば、「完全なる女性美」です。神域の至るとこで、日本神道の女神たちの美を感じることができました。
美しく苔むした石段は、天高く続いている階段のようであり、鳥居をくぐると右手に天の眞名井である水が湧き出る苔むした岩があり、その奥の竹林のなかを登ったさきにある天の眞名井の水源地は天界のようです。
また、拝殿の奥と手前には、天と地を結ぶかのようにまっすぐに凛とした姿で立っている2本のご神木があり、拝殿の天井には、草花、鳥などといった色とりどりの絵柄が描かれており、その奥には珍しい朱塗りの本殿が建っています。
美しくて可愛らしいポイントが多々見られる神社です。石、木々、竹、花、眞名井などから、磐長姫、木花咲耶姫、豊玉姫、瀬織津姫、月の女神でもあるかぐや姫といった日本神道の女神たちの息吹を感じることができます。
大宜都比売命は食物の神さまとされていますが、食べ物は美と健康につながると考えることもできます。また、この神社で感じたいろいろな女神のご神気から、大宜都比売とは、大気都比売(大いなる気をもつ女神)、大月比売(月、水の女神)といった顔もあわせもつといえます。宇宙の気、月のバイオリズム、水は、いずれも女性性を象徴するものであり、美と健康につながるものです。
四国山地の西に鎮座する愛比売命を心の美しさを表す女神とすると、四国山地の東に鎮座する大宜都比売命は、見た目の美しさと健康美を表す女神といえます。2柱の女神を招き入れることができた女性は、見た目も内面も美しい完全なる女性美を与えられることになるのです。
阿波国の女神
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