宇宙に浮かぶ星々のなかに、太陽や月や地球があります。昼に輝く太陽と夜に輝く月。そして夜空に輝く星のなかで、もっとも大きな星が月です。陰陽の法則の象徴となる太陽と月ですが、日本神道の神さまの最高位である太陽神、天照大御神に対して、月神である月読命はあまり有名ではありません。しかし、次元上昇し新たに生まれる地球では、バランスのとれた陰陽の法則のもと、すべてが循環することになります。目に見える物質世界を担う太陽神、目に見えない精神世界を担う月神と考え、2つの世界が同じように必要であり重要であることがわかる時代となります。
月神の管轄である精神世界がいわゆるスピリチャルな世界になります。人は、物質世界を日々生きていますが、ときに精神世界を旅することも必要です。月は心のなかにある内面鏡となっており、自己の心の様子を映し出します。また、外にある宇宙空間と同質のものが内なる宇宙として自分の心のなかにあると考えると、自分の内側に小宇宙があり太陽や月などの星が存在していることになります。
例えば、悩み苦しみを抱えているとき、内面鏡は真っ暗で、不安や恐怖に支配されているかもしれません。しかしここで、暗黒の宇宙にも無数の星があるように、自分の心のなかにも星の光があると信じ、内面鏡を見つめ続けていると、かすかな光を放つ小さな星、あるいは大きく光り輝く星を一瞬にして見つけることになるかもしれません。そして、暗闇のなかに見出した光は希望の星となるのです。悩み苦しむ自分を受け止め、自己内宇宙を見つめ、希望の光を探し続ける人の内面鏡には、たくさんの星が映し出され光り輝いています。そのような人は、心に希望と夢を抱くことができるのです。
一方、物質世界で現実的な欲求を満たすために生きている人たちにとって、精神世界や目に見えないものを信じることは難しいようです。そうなると、スピリチャルな世界にある希望や夢を見つけることも難しいのかもしれません。しかし、精神世界は人がより明るく幸せに生きるために必要な世界となるのです。
夜空を仰ぎ見るときチカチカと瞬く星々が必ずそこにあるように、心が暗く沈んでいるとき、不安や恐れのなかにいるとき、必ず内側に希望の星があると信じ、見つめ続けてください。心の内に希望や夢を見出すための助けとなる岩玉(パワーストーン)が「希望の天使」となります。
また、「希望の天使」にも描かれている六芒星の形は、向きが反対の2つの三角形が重なってできています。しかし実際の星は立体であり、2つの三角錐が重なる神聖幾何学模様のマカバの形をとります。頂点が下に向いた三角錐は、天から地へと左回りでらせん状に降りていく下向きのエネルギーを表し、宇宙エネルギーを受け取る女性性を表すエネルギー場となっています。また頂点が上に向いた三角錐は、地から天へと右回りでらせん状に昇っていく上向きのエネルギーを表し、地球や大地といった物質エネルギーが宇宙へとつながる形の男性性を表すエネルギー場となっています。
この2つのエネルギー場が重なることで、陰陽エネルギーが融合し、膨大なエネルギーが生まれ、そのエネルギー場のなかに星が存在するのです。そして想像と創造の力により現実世界がつくられていきます。そして、この陰陽統合のエネルギー場が宇宙空間のなかで結界を張り、星を守ることになります。
つまり六芒星の形が描かれた岩玉「希望の天使」はあなたの周りに結界を張ることになり、魔除けのお守りとしての効果も発揮します。